UTMFを完走させるサポート~DAY 1~/UTMF2015

UTMFがあまりにも非日常だった為、終わってから一週間くらいはふわふわしていて落ち着かない感じでした。やっと現実に戻ってきた頃には辛かった部分は完全に忘れて楽し過ぎる思い出に。人間ってとてもよく出来ています。

来年も絶対にサポーターをやりたい!!

そしてはじめてサポーターをやる人にこのブログが参考になれば幸いです。

 

今回のUTMFは昨年と色々違いました。9月開催だったり、反時計まわりだったり、スタートが13時だったり。そして大幅に変わったのがサポーターの規制です。

・選手に触れていいのは選手と同じナンバーのゼッケンをつけたサポーター1名

・サポーターがサポートエリアに持ち込める荷物は30Lまで

特に違ったのがこの2点。実際のエイドはよほど速い選手でない限り大混雑なのでこの対応は良かったと思います。

 

~DAY 1~

当日の天候は残念ながら雨。この時点では後半は雨があがる予報だったので、まさか史上最悪の完走率になるとは思いもしませんでした…。

私のサポートしたあめちゃんは前日入りしていたので、当日は雨ということもあり宿で待ち合わせ。10:30に到着し直前の打ち合わせをしました。

サポーターゼッケンは受付で選手に渡されます。あめちゃんは前日に受付を済ませていたのでここで受け取ることに。

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これ、ちょっとテンションあがります(笑)。選手とまったく同じデザインですからね。STYはブルーの部分がピンクです。私が運営だったらもっと区別のつきやすい違う形状を採用したと思うのですが、これは是非来年も継続していただきたい!

この3日前にも東京で詳細の打ち合わせをしていました。

予想タイムやエイドでの行動、携行品の確認などなど。あめちゃんがつくった資料はとてもわかりやすい。

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この打ち合わせではスタート前にザックのどこに何がはいっているかや、装備品を自分の物のように使えるよう確認する予定でした。確認する予定でした。。興奮して忘れました。。。やけに時間が余るはずだわ。

お互いそわそわして落ち着かないので、サポート予定のW1とA3で渡す荷物を受け取り11:30頃宿を出発。

12:00 河口湖八木崎公園

荷物とA4で受け取るドロップバッグを預け、運営の友人と会ったりしてテンションはMAXに。

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13:00 START

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さて、夜に仲間が来るまで車が無い私はサポーター用のシャトルバスで動きます。バスの出発時刻は15時。それまで暇なので昼食をとることに。

UTMFの裏ではグルメスタンプラリーというとても楽しそうなイベントがあり、こっちでの完走を目指しましたが選手と一緒だと無理なんだとか、残念。

気を取り直して鹿カレー(ヒマ)。

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雨が激しくなり、まだまだ時間があったので豆乳クレープ(ヒマ)。

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それでも時間があり、選手分の荷物が増えたのでTHE NORTH FACEでトートバッグをゲット(ヒマ)。
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長蛇の列だったトイレもスタート後なら待ち時間ゼロ♪バスのチケットを購入してバス乗り場へ!

15:00 河口湖八木崎公園出発

サポート・応援共に禁止のA1は通過しA2へ向かいます。
UTMFには各選手の途中経過がわかるランナーズアップデートという素晴らしいシステムがあり更新も早いのですが、自分でアクセスしなければならないので、電池の消耗と精神の消耗を防ぐためにサポートしないエイドでは電話をもらうことに決めていました。それ以外の連絡手段は仲間の全選手&全サポーターでグループにしたFacebookメッセージを利用。
スタートしてすぐにこんな画像が送られてきました。

「絶賛渋滞中!」
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(これは予定より遅れるかな…)

16:00 A2本栖湖
(相変わらず雨は止まず…)
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やってくる選手はかなりのスピード。カメラクルーが追う選手が多く、すぐにトップ選手だとわかりました。このエイドは応援のみでサポートは禁止。雨も降っているせいか応援者は20人もいませんでした。その中でも意外と多い外国人ぼっちサポーターは言葉の壁もあってしんどそう…。
隣にいた外国人に
「煙草を吸えるところはないの?」とか
Wi-Fiは使えないの?」とか聞かれたのですが「ごめんね、私もわからない。」としか言えず。サポート禁止エイドなので建物内にいる運営に代わりに聞いてあげることも出来ず歯がゆい思いをしました。UTMFは海外からの参加者がどんどん増えているので外国人対応は今後の課題でしょうね。

16:22 あめちゃんより入電
A1 in
「渋滞あったけどロードが走りやすかった~!」
少し話して短めに切る。
電話は正解でした。やはり声を聞くのはお互いにとって安心感があります。予想タイムは16:10なのでほぼ予定通り。

ホッとしたところでまた応援に戻るとララムリのシルヴィーニョ選手が!!
『BORN TO RUN』で読んだ文字が目の前で現実になっている不思議に感動しました。

17:00 A2本栖湖出発

ここであめちゃんを待ちたいところですが次のバスは21時出発。W1麓には21:30には着いていたいのでA2は見送り。打ち合わせでも「ここは行かない」と決めていました。全てのエイドでサポートするのが理想ですが、無理な場合はマストのエイドを予め決めておくのがとても重要です。
私とあめちゃんの場合はこの他に優先度の低いエイドをA5とA7と決めて、それぞれ一つ前のエイドで行くか行かないかのジャッジをすると決めていました。

17:00過ぎくらいに東京の仲間からA2outの関門が一時間延長になったと情報が。レース中の変更は選手には事務局からSMSで飛んできます。私はUTMFのFacebookページをフォローしていたので情報はほとんどここから入手。サポーターはスマホの他タブレット等もあると便利です。私の場合、PDF資料は全てkindleに入れておきました。
また選手同様、サポーターも通信手段の確保はマストです。私はスマホフル充電3回分のモバイルバッテリーと車での充電で対応しました。モバイルバッテリーは選手が自分で用意した分とは別に、予備でサポーターが持っているとより安心です。

18:00 W1麓着

バスは停車中も車内にいることができたので、20:00の出発まで仮眠をとることに。サポーターは少しでも寝られる時に寝ておくのがポイントです。
とは言え仮眠がとりやすいメリットはありますが、本数は少く深夜帯に動いていないデメリットの方が大きいのでやはりサポーターに車はマスト。事前に各エイドをナビに登録してエイド間の移動時間も把握しておけば完璧です!

19:13 あめちゃんより入電
A2 in
「渋滞はかえって飛ばさずにいけたのでいい感じ!」
予想タイムは18:45なので渋滞の影響を受けてますが、元気そうな声で安心しました。

20時にバスを降りて近くのサークルKへ飲食物調達&トイレのためヘッデンを着けて移動。サポーターも夜間はヘッドランプがマストです。
この後、初めてウォーターステーションを覗きに行くと2名のチェックマンがいてサポーターゼッケンを厳しくチェックしていました。早く入り過ぎても他の選手やサポーターの邪魔になるので入口付近で待機。
こいいう時にレジャーシートがあると、どこでも座れるので便利です。特に今回のように雨で地面が濡れている場合は必携です。

21:20 サポート仲間のFJさんが車で到着。
FJさんはUTMFには抽選で外れてしまいましたが、試走をしていてコースに詳しい強力な助っ人です。私をバックアップしつつSTYのサポートも複数名分するというマルチタスクをこなします。

21:30 サポートエリア入り
サポーターは選手の予想到着時刻の30分前には待機します。混雑しているエイドではチェックマンにサポートする選手が到着しているか聞かれ、到着前に入ることは出来ません。W1は広いので到着前に入ることは出来ましたが早すぎる場所取りは控えるよう繰り返しアナウンスしていました。

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エイドは柵で選手エリアとサポートエリアに分かれていて選手エリアには飲食物と補給用の水があります。ここはサポート出来ないので選手自身で対応してもらいます。サポートエリアにはテーブルと椅子がありますが、基本的に選手用なのでよほど空いていない限りサポーターが座ってはいけません。
サポーターはまず選手エリア、サポートエリア、トイレなど全体の配置を把握し、選手が入ってきたらまずそれを説明します。
サポートエリアも混雑していると選手は自分のサポーターを捜すのも大変なので事前にどの辺りにいるかを伝えられるとベストです。

そうこうしているうちに選手がどんどん入ってきました。どうやらボリュームゾーンのようです。どの選手も足元ドロドロ!「渋滞すごかったよー!」とみんな言っています。
そろそろあめちゃんも来るはず…。外で待つFJさんに見ててもらいます。

22:09 あめちゃんW1麓 in
やっと再会!バカみたいに大きな声で「あめちゃん!あめちゃん!」と叫びハグでお出迎え(笑)。元気そうで安心。予想タイムは21:55なのでだいぶ巻き返したようです。前半の山場、天子山地を越えるためのジェルセットを渡し深夜帯に備えて着替え。私はバスタオルとハーフブランケットを持っていたのですが、女性ランナーの場合着替えの目隠しとしても使えて便利です。ブランケットは後半仮眠をとる際にも役立ちます。
そしてあめちゃんに「ヘッドランプの電池を交換したい」と言われハッとします。事前にシミュレーションするはずがすっかり忘れていました(最悪)。が、ここにはヘッドランプサポートがあるのを把握していたので「あそこでプロにやってもらえるから出るときに寄って!」と指示。出る直前には次のエイドまでの距離などコース概要を伝えます。選手は特に後半思考力が低下するので、これはサポーターの重要な役割のひとつです。
ちなみに複数のブログで『エイドで選手を長居させると行きたくなくなるので10分~15分で出しましょう』と書いてありましたが、よほど速い選手でない限り不可能です。ボリュームゾーンではエイドが大混雑し、何をするにも並んだりして時間がかかります。仮眠をとらない場合で30分みておくと安心です。私達の場合、最も急いだエイドでも18分滞在していました。最後にエアサロンパスをかけて出発。
ハグで出迎え~エアサロンパスはこの後の全エイドでルーティンとなります。

22:37 あめちゃんW1麓 out

23:20 A3富士宮 駐車場着
23:30 大阪からサポート仲間の田仲さんが到着!仕事を終えて車で駆けつけてくれました。熱い!!
バーナーでお湯を沸かしコーヒーを淹れて現状の説明をしていたら、肉まんしか食べてないことに気付きカップヌードルで宴(笑)。

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いよいよ日付が変わります…。

~DAY 2~ につづきます